【基礎編】X(旧Twitter)広告の基本情報まとめ!広告の種類やターゲティングについて解説!

X(旧Twitter)を活用して認知度向上・フォロワー獲得に取り組む企業が増えてきた中で、効果的な手法のひとつとして上げられるのが「X広告」です。

本記事では、X広告の特徴や種類、ターゲティング方法など、X広告の基本的な内容についてお届けします。

X広告は、目的に応じてX上に広告を掲載することができるサービスです。ユーザーの地域や年齢・性別に加え、興味・関心・キーワードなど、様々なターゲティングが可能となります。

また、X広告は通常のツイートのようにリツイートやいいねができるため、SNS広告の中でもユーザーによる拡散効果が期待できる、費用対効果の高い広告です。
各ユーザーによる2次的なアクションに対しての課金は発生しないため、拡散されるほど、効率よく情報を流すことができることもX広告の特徴です。

なお、2023年4月21日のX社の発表から、広告の出稿には下記条件を満たす必要があります

  • 4月22日以降、広告を配信するには認証されたアカウント( Twitter Blue or Verified Organizations or 金色バッチが付与されたアカウント)が必要
  • 4月21日までに月額$1,000以上の広告費を投下している場合は金色バッチを付与

(※出稿条件は変更される可能性がございます。)

X広告の種類は大きく次の5つに分けられます。

参考:X広告のフォーマット

引用元:X広告プロダクトのリブランディングのお知らせ

この5つのカテゴリでは、「プロモ広告」・「フォロワー獲得広告」を活用することが多くなります。そこで、今回の記事ではメインとなるこの2つの広告カテゴリについてご紹介していきます。

プロモ広告は活用されることの多い広告形態で、次の5つのフォーマットを利用することができます。

引用元:Twitter広告クリエイティブの仕様

参考:X広告クリエイティブの仕様

引用元:X広告クリエイティブの仕様

フォロワー獲得を目的とした広告です。
ユーザーのタイムライン上にプロモツイートとして表示されるほか、ホームページ、プロフィールページ、検索結果ページの 「おすすめユーザー」ボックスにプロモアカウントとして表示されます。
また、広告上でフォロワーカードが自動的に作成されるため、オーディエンスは広告から直接フォローをすることができます。

X広告キャンペーンは、

  • ブランド認知度の向上
  • 検討
  • コンバージョン

という3つの大項目のうち、計10個の目的より選択することができ、設定した目的に応じて最適化されます。

また、キャンペーンの目的に応じたアクションが発生した場合のみ費用が発生するため、広告出稿の目的に沿った内容を選択しましょう。

X広告キャンペーンで使用できる目的については、以下を参照してください。

X広告ではユーザーの基本的な属性から、行動や興味関心といった細かな設定まで柔軟にターゲティングが可能です。
ターゲティングには複数の種類があり、オーディエンスの特性、既存のオーディエンス、オーディエンスタイプに分けることが出来ます。
ターティングにおいて最も重要なことを最初にお伝えします。それは、「どのような層に・どれくらいのボリューム感で・どういった情報を届けたいのか」ということを事前にしっかりと定めておくことです。
これが定まっていなければ、どういったターゲティングを行っていくのか、どの機能を活用するのか、という部分も定めることが出来なくなってしまいます。

それでは、各種類についてご説明します。

オーディエンスの特性に基づいたターゲティングは地域、言語、端末、年齢、性別をそれぞれ指定して、ユーザーにリーチします。

カスタムオーディエンスでは、独自のCRMリストをアップロードすることにより、既存のフォロワーやお客様をターゲティングすることができます。
カスタムオーディエンスには主に以下の3つの種類があります。

リスト

特定のアカウントをターゲティングするために、リストを使用します。データはXアカウントとマッチされるので、特定のユーザーを直接ターゲティングできます。

ウェブサイトアクティビティ

ウェブサイトに最近アクセスした人たちをターゲティングします。このデータは、X広告の管理画面でTwitterのウェブサイトタグを作成して収集できます。
※このリストの収集には、Webサイト内にピクセルコードを設置する必要があります。

アプリアクティビティ

アプリで特定のアクション(インストールや登録など)を行ったアカウントのグループにリーチすることができます。既存のアプリ利用者に対して広告を配信し、アプリ内での行動を促すというターゲティング方法です。

オーディエンスターゲティングでは、以下様々なカテゴリから、ターゲティングして、広告の配信が可能となります。

会話ターゲティング

10,000種類以上の会話トピックの中から対象を選び、対象のトピックについてポスト、エンゲージメント、表示したユーザーにリーチします。

イベントターゲティング

イベントターゲティングのオーディエンスは、ユーザーのポストの内容、行動、エンゲージメントなど、多くのシグナルに基づいて作成されます。

ポストエンゲージャーターゲティング

過去の広告キャンペーンやオーガニックポストにエンゲージをしたユーザーを対象としてリーチします。

キーワードターゲティング

ユーザーが検索、ポストしたキーワードや、エンゲージメントしたポストに含まれているキーワードと、それに関連する用語を追加または除外することでオーディエンスをターゲティングします。

映画とテレビ番組のターゲティング

テレビ放送中や放送前後に、特定のテレビ番組や映画にエンゲージメントしたユーザーにリーチします。X上での様々な反応やポスト内容を基に、ユーザー層を特定しています。

興味関心ターゲティング

25種類の興味関心カテゴリーと、350種類のサブトピックからターゲティングができます。興味関心は利用者がポストまたはリポストした内容、クリックした内容、フォローしているアカウントなどに基づいています。広告キャンペーンのポスト・クリエイティブに直接関連するカテゴリを選択すると最も効果が高まります。

フォロワーが似ているアカウントのターゲティング

特定のアカウントのフォロワーと興味関心が類似しているアカウントにリーチします。類似しているかどうかは、ポスト、リツイート、クリックなどから判断しています。

今回は、X広告の基本情報について紹介しました。
ご紹介したように、様々な種類の広告やターゲティング方法がありますが、前述した通り、まずは「なぜ広告を配信するのか」という大前提の部分を明確にすることで、どのような広告を配信するのか/どのようなターゲティングを行うのかを決めることが出来ます。
ターゲットを絞れば絞るほど想定オーディエンス数が減少し、広告単価があがってしまう、という傾向もありますので、広告配信における目的と費用のバランスを鑑みて、方針を決めるのが良いでしょう。

弊社では広告のご支援はもちろん、アカウントの運用代行・キャンペーンのご支援もご提供しております。もし、「目的に合わせた広告出稿についてもっと詳しく知りたい」・「より効果的な広告を出稿したいがどうすれば良いかわからない」というお悩みをお持ちの企業・店舗様は、ぜひお気軽にご相談ください。

『シェアコト』のXサービス

X運用代行サービス

Xユーザーと企業の接点を企業のブランディングの側面からサポートいたします。
エンゲージメント重視のアカウント運用、企画、プロモーション、テクニカルなキャンペーンをご提案します。

X運用代行サービス X運用代行サービス

Xキャンペーンサービス

様々なXキャンペーンをサポートする機能拡張ツールを提供しております。
また、ツールの提供(導入)のみならず、企画・事務局代行も実施しておりますので、ノウハウ不足・人手不足の企業様も安心して導入いただけます。

Xキャンペーンサービス Xキャンペーンサービス