TwitterからXへ!「リツイート」等の名称や各変更点のまとめ!

2023年7月24日、Twitterの名前が「X」へと変更となりました。変更から約1ヵ月が経過しましたが、メディアなどでは「X(旧Twitter)」の表記が多く見られるようになってきたものの、まだまだユーザー間では浸透していないような状況です。
とはいえ、徐々に各企業アカウントなどでは「X」への名称変更に伴い、投稿テキストやプロフィールテキストを徐々に変更している様子が見受けられます。
そこで、本記事では各名称変更のまとめや、名称変更に伴う変化点、各企業の現状の対応などをまとめていきます。
アカウント運用をされている皆さまは、ぜひご参考ください。

まずはじめに、リブランディングした理由や今後の方向性について、イーロン・マスク氏は、
『In the months to come, we will add comprehensive communications and the ability to conduct your entire financial world. The Twitter name does not make sense in that context, so we must bid adieu to the bird.(今後数か月間で、包括的なコミュニケーションと金融業界全体を管理する機能を追加します。この文脈では Twitter の名前は意味をなさないので、私たちはこの鳥に別れを告げなければなりません。)』
と述べています。今後機能の追加や、用途の変更などが予想されます。

現時点では、主に名称の変更が大きなトピックスとなっており、今後さらに変更が発生する可能性はありますが、現時点での名称について一覧でまとめました。


▼変更前/変更後主要ワード

キャンペーン投稿やアクション訴求を行う投稿を実施する場合には、「リツイート」もしくは「リポスト」、どちらのテキストで進めていくか、検討する必要があります。

次の章では、各企業様が現時点でどのような対応を行っているのか、事例とあわせてご紹介します。

まず、「リポスト」/「リツイート」のワードにて投稿数を比較すると、1ヵ月での数字の動向としては、

リポスト:673.3万
リツイート:2436.6万

となっています。(※弊社使用ツールにて算出)

一方で、「リポスト」については8月に入ってから数字を伸ばし始め、8/18以降ではほぼ同数の推移となっています。キャンペーン軸でのリポスト/リツイートが数値の大半となっているため、大型アカウントでのキャンペーン実施の有無や、どちらのワードを使用しているのかが影響してしまうことにはなりますが、「リポスト」を使い始めている企業が増えている状況であることは間違いないと言えます。

とはいえ、「リポスト(RT)」や「RT(リポスト)」という表記をしている企業も多く、現在は表記を併用しているパターンが多く見受けられます。
そこで、いくつか事例をご紹介します。

併用型

▼焼肉きんぐ【公式】様 (@yakiniku_king_)

▼JTB〈公式〉国内旅行・海外旅行様 (@JTB_jp)

▼札幌ラーメンの菊水【公式】様 (@Kikusui_ramen)

「リツイート」表記

▼ローソン様 (@akiko_lawson)

▼価格.com情報局【公式】様 (@kakakucom_times)

▼サッポロビール SapporoBeer様 (@SapporoBeer)

「引用ポスト」「引用リポスト」の記載については、企業によって異なっており、8月に入ってからの投稿数も、

引用ポスト:5.6万
引用リポスト:6.4万

と大きな差が無い状況です。こちらも事例をご紹介します

「引用ポスト」表記

▼ロッテ クーリッシュ【公式】様 (@lotte_coolish)

▼Samsung Japan 様(@SamsungJPN)

「引用ポスト(引用RT)」表記

▼ユーキャン【公式】 様(@ucan_manabi)

▼アリナミン【公式】様 (@alinamin_jp)

「引用リポスト」表記

▼TBS『ラヴィット!』様 (@tbs_loveit)

▼ニッカウヰスキー【公式】様 (@nikka_jp)

「引用リポスト(引用RT)」表記

▼つみネコ公式様 (@tsumineko_now)

このように、各社様子見をしながら投稿をしているのが現状であり、ユーザーへの浸透がまだ為されていない状況を踏まえると、今後も併用期間が続くと考えられます。

Xへの名称変更は行なわれたものの、各機能のワードに関しては、各企業・ユーザーともに手探り状態であることが事例からもお分かり頂けたかと思います。
公式が発信しているブランドガイドライン(https://about.twitter.com/ja/who-we-are/brand-toolkit )においても、日本語版のページではまだ「Twitter」のロゴやデータが残っている状況です。(※英語ページの場合は、「X」のデータに差し変わっています)
本ページが日本語版でも更新された際に、テキストやWebサイト上での表記やロゴを差替えとする動きが加速すると見ています。

ただし、ポスト(ツイート)時における表現に関しては、今後もユーザー間では併用されることが予想されます。現時点で表記にお悩みの場合は、事例にもあったような併用型での投稿を推奨いたします。

今回は、X(旧Twitter)の名称変更を中心にご紹介しました。
イーロン・マスク氏の発言から、今後大きな仕様の変更などが予想されますが、SNS運用において目下話題の中心となるであろう、名称変更にスポットをあてています。
ぜひ、本記事を今後のアカウント運用にご参考ください。

弊社では様々な企業様のアカウント運用経験により得られた知見や手法を持っています。時流に合わせた変更などにも柔軟に対応しながら運用ご支援を行ってまいります。
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