【X(旧Twitter)】商業施設・メーカー 運用事例紹介!

X(旧Twitter)では、多くの企業が様々な目的を持ってアカウントを運用しています。
より効果的な運用を行うためには、認知拡大やユーザーとのコミュニケーション醸成などの目的に合わせて発信方法を工夫することが重要です。
本記事では、企業のXアカウント運用事例の中でも「商業施設」「メーカー」についてご紹介します。

三井アウトレットパークのXアカウントでは、三井アウトレットパークの最新情報や各店舗の情報が紹介されています。
複数枚の画像とともに投稿されており、投稿を見たユーザーが実際の商品やラインナップについてイメージがしやすくなっています。
テキストでは、どのようなテナントであるのかを簡易的に紹介していることで、投稿のターゲットが分かりやすくなっていると言えます。また、最近の投稿では季節に関連したワードを入れ込むことで、ユーザーが自分事化しやすいような設計となっています。

また、本アカウントではテナント情報だけではなく、設備自体に関する紹介や、周辺地域情報も紹介しています。「親子で一緒におでかけしよう」という、来店喚起を行うターゲットを明確にしながら、実際の設備紹介を行っています。また、アウトレットがある地域の特色や魅力、イベントを伝える投稿を行うことで、幅の広い投稿軸を持った運用をしています。

「パルコアラ」は、ファッションビル「PARCO」のマスコットキャラクターです。

当アカウントは、いわゆるキャラクター運用を行っており、PARCOの情報からグッズやイベント情報まで発信しています。パルコアラというキャラクター目線での投稿を行うことで、ユーザーに近しい距離感での投稿が可能となっています。また、キャラクター設定を定めた上で運用しているため、中の人運用とは異なり、運用者が複数人いる場合でも近しい投稿をすることが出来ます。

前述したように、パルコアラのアカウントの特徴は、キャラクター設定をしっかりと定めた上で運用をしていることです。

「パルコアラは、買物好きでトレンドに敏感。
木の上からPARCOのお店を観察したり、ウェブサイトをチェックしたりする、根っからのオシャレっ子です。基本無口ですが、驚いたとき思わず口にしてしまう「アラ!?」が口癖です。」
※パルコアラアカウントプロフィールより

このプロフィール内容を中心に、投稿も構成されており、大きく以下2つが特徴として挙げられます。

  • キャラクターの世界観と共に投稿
    パルコアラが店舗を訪れているような写真で、情報を発信しています。イベントやショップ情報などを広告色少なく紹介できる投稿であると言えます。
  • ユーザーコミュニケーション
    気温や天気に関するような投稿もあり、一方的なコミュニケーションではなく双方向のコミュニケーションになるような投げかけのテキストも含まれています。ユーザーからの返信もあり、好意的な投稿であると受け取られていると言えます。

イベントやテナント情報だけの発信では、ユーザーが離脱してしまう可能性もある中で、うまくユーザーコミュニケーションを取り入れているアカウントであると言えます。

商品情報だけでなく、ユーモアのある投稿や「あるあるネタ」に絡めたリプライ訴求の実施、ハッシュタグキャンペーンやリポストキャンペーンなどさまざまな投稿を行っています。
中でも、

  • ハッシュタグの活用でUGCを創出
  • モーメントに合わせた独自性のある投稿

    がポイントであると言えます。

ハッシュタグの活用でUGCを創出

カルピス”水玉通信”では、「#カルピス新商品レポ部」を活用し、プロフィールで訴求することでUGCを生み出すことに成功しています。
ハッシュタグをつけた投稿が増えることで、他ユーザーの投稿にも繋がり、企業側から商品情報を発信しなくとも情報が拡散する、という理想の状態を作ることが出来ます。
ハッシュタグによるUGC訴求は、実際にユーザーに投稿してもらうまではハードルがあがりますが、波に乗ってくると、前述したように「勝手に情報が広がる」状態を作れるため、根気強くチャレンジすることが重要であると言えます。

モーメントに合わせた独自性のある投稿

トレンドに入りやすい「○○の日」や、時事性のあるワードと共に、投稿を行っています。受験期には「うカルピス」という投稿を、サウナの日には「カルピスのサウナハット」という投稿を実施しています。後者については、「リポストが集まったらプレゼントしようかな」というリポスト訴求も行い、キャンペーンではないものの多くのエンゲージメントを集める内容となっています。

当アカウントでは、CMや商品情報以外に、Xユーザーに好まれやすいような企画投稿や、いわゆる中の人投稿が多く見られます。

Xでは、企業のアカウントであってもユーモアな投稿を行うことで、ユーザーに受け入れられやすいアカウント運用を行うことができ、エンゲージメントの獲得にも繋がります。
また、一方通行な投稿だけではなく、ユーザーが反応をしたくなるようなコミュニケーション性の高い投稿を行うことができれば、アクティブフォロワーとして維持することが出来ます。

一方で、中の人運用を行う場合には、炎上リスクや属人化を避ける必要があります。大手企業が実施しているから、という理由だけで中の人運用を行ってしまうと、かえってブランドイメージを下げてしまうことにも繋がりかねないため、一定のルールや制限を設けた上で運用を進めてい汲ことを推奨します。

今回は、「商業施設」・「メーカー」にフォーカスして、Xの運用事例をご紹介しました。

Xでは、自社が発信したい内容だけを投稿するのではなく、Xの特徴やユーザーが求める情報・内容を意識してコンテンツを作ることが重要となります。
ぜひ、今後のX運用や投稿内容検討の際は参考としてみてください。

弊社では、様々な企業様のアカウント運用経験により得られた知見や手法を持っています。今回ご紹介しました運用方針や投稿企画なども、アカウントに適したご提案をいたします。
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