
しかし、「フォロワーがどれくらい親しみを持っているのか」「商品や企業への興味を引き出せているのか」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?
そんな課題を解決し、フォロワーとの絆を深める手段として注目されているのが一斉配信チャンネルです。
今回は、その特徴や活用事例についてご紹介します!
▼そのほかの企業事例はこちら

①一斉配信チャンネルの概要とメリット
1-1.一斉配信チャンネルとは?
一斉配信チャンネルとはフォロワーを招待して、交流できる公開型のメッセージツールです。テキストや写真、動画、ボイスノートなどのコンテンツの発信が可能で、最新情報や近況を簡単に共有することができます。
Instagramの公式サイトでは、以下のような活用方法が紹介されています。
シェア:テキスト、動画、音声などの多様なフォーマットで、飾らない自分を見せるコンテンツや舞台裏をシェアしましょう。他のクリエイターを自分のチャンネルに招待してライブチャットすることもできます。
交流:アンケートや質問文を使ってファンと交流し、フィードバックやアイデアをクラウドソースしましょう。
コミュニティ構築:リアルタイムで共有できる場所で熱心なファンとつながって、コミュニティを構築できます。
引用:https://creators.instagram.com/create/broadcast-channels?locale=ja_JP
また、主な機能は以下の通りです。
- テキスト、画像、動画の送信が可能
- フィードやリールからはできない、他投稿への遷移や外部サイトへの遷移
- アンケート機能、お題機能
- ライブ配信
1-2.使用するメリット
考えられるメリットは以下の通りです。
- チャンネルメンバーにだけ情報を流せるといったクローズな環境で情報発信することでユーザーからのプレミア感を高められる
- アンケート実施などでメンバーとのコミュニケーションを図ることで、アカウントに対してのロイヤリティーを高めることができる
- コアなファンがメンバーになる確率が高く、かつDM欄に通知が届くので、アカウント(企業)との親和性が高いユーザーにより情報届けやすく、かつ遷移率も高まる可能性がある
- 外部サイトへの遷移増加が見込める
- 投稿への遷移数増加が見込める
次に、一斉配信チャンネルを利用している企業アカウントをご紹介します。
②企業アカウント事例
実際に一斉配信チャンネルを活用しているアカウント事例をご紹介します。
Nike
【特徴】
- パリ五輪に際して、NIKEがスポンサーしているアスリートに関する内容を発信。
- その中で、アンケート機能を使って「何人のナイキ選手が自国の旗手であるか」のクイズも実施。

- 「そのうちの一人がこちら」と、次の投稿で自社既存投稿をシェアし、投稿へのリーチ確保しています。顔のアップで思わず気になるコンテンツとして、クリックにつながったと推測します。

パルクローゼット
【特徴】
- そもそもパルクローゼットでは、インフルエンサー制度が導入されており、多数のフォロワーを持つスタッフアカウントが多くある状態です。
→ その中でも特にフォロワー数の多いアカウントは、一斉配信チャンネルを効果的に活用。 - 各アカウント、以下のような先行情報を発信。
<リバイバル商品登場のお知らせ>
<自身が企画した商品の先行情報>

- 一斉配信チャンネルというフィードよりもクローズドな場で、フォローしている特に関心の高いユーザーに対して、「ここだけの先行情報」という限定感のある情報を発信することで、売上への寄与が期待できます。
CLIO JAPAN
【特徴】
- ユーザーとのコミュニケーションの場として活用されています。
- フィードで発表前の新商品の告知を実施し、参加しているユーザーに特別感を感じさせる工夫がされています。

- また季節の挨拶を通し、参加ユーザーとコミュニケーションをとっているのも特長的です。

Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)
【特徴】
- フィードが洗練されたイメージな分、リアルタイム性のあるカジュアルな発信は一斉配信チャンネルで実施。機能をうまく使い分けている印象です。
- オフショットや制作の裏側を見せ、季節ごとの新商品も同時に告知しています。



③まとめ
以上、一斉配信チャンネルのメリット・企業事例をご紹介しました。
一斉配信チャンネルは、フォロワーとの交流を深め、特別感のある情報発信ができる便利なツールです。効果的に活用し、ブランドや商品の魅力をさらに高めていきましょう!
弊社では、Instagramの運用立ち上げから各プラットフォームの使い分けまで、一貫してサポートしています。「機能の使い分けがわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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