【2024年最新版】Instagram(インスタグラム)でのAI画像生成・生成塗りつぶし活用事例

運用ノウハウ・インサイト
向井
2023年株式会社シェアコト入社。ソーシャルメディアマーケティング部に所属し、SNSを中心にデザイン制作や食品・観光・メーカーなどのアカウント運用を担当。趣味は写真を撮ること。

みなさんはInstagram(インスタグラム)の投稿で「横の写真を縦で使いたい…」、「リサイズしたいけどサイズが足りない…」という経験はありませんか?

現在、Instagramのフィード投稿での推奨サイズは下記です。f

正方形…アスペクト比 1:1
縦長…アスペクト比 4:5
横長…アスペクト比 1.91:1

素材はあるけど、もう少しこの画像の背景が広かったら…!というときに生成塗りつぶしという機能が活用できます。

今回は誰でも簡単に画像を伸ばすなどすることができる魔法のようなツール、Adobe Photoshopの新機能「生成塗りつぶし」を紹介したいと思います!

Adobe Photoshopは画像編集の世界で広く使われているソフトウェアで、強力なAI機能によって、写真の修正や画像の作成がさらに容易になりました。その中でも注目すべき新機能の一つが「生成塗りつぶし」です。

「生成塗りつぶし(Generative fill)」とは、Adobe Photoshopで公開されている機能のひとつで、選択した領域を自然に塗りつぶすことができる機能です。
生成すると3案以上のアイデアを提案してくれるため、その中から好みのアイデアを選択することができます。

これまでは画像の足りない部分は「塗りつぶし」の「コンテンツに応じる」機能で作成することができましたが、こちらの機能は画像内にある要素を使用した追加のため、足りない範囲が多いとうまくいかないことがありました。
しかし「生成塗りつぶし」は無かったものを新たに自動生成してくれるため、「コンテンツに応じる」で感じた違和感が無くなりました。

横長の画像を縦長にリサイズしたい例がこちらです。

元画像(横長画像)

 

Instagram用に4:5の比率でリサイズして投稿したいけど、画像が見切れてしまう…

 

生成AIを活用すると…

画像が見切れることなく縦長の4:5にリサイズができます!

①Adobe Photoshopをインストールしていない方はこちらから最新版をインストールします。
https://creativecloud.adobe.com/cc/photoshop?locale=ja

②Photoshopで使用したい画像を開きます。

 

③切り抜きツールを選択します。(比率は4:5に設定)

 

④画像下に表示されている「生成拡張」をクリックし、プロンプトは入力せずそのまま「生成」をクリックします。

 

⑤数秒経つと余白部分をAIが自動で塗り潰してくれます。

 

⑥右側のバリエーションを見るとAIが塗り潰しパターンを3つほど用意してくれるので、好みの画像を選択し保存すれば完成です。

風景を横長から縦長にし、より広く見せたいケース

元:横長画像

 

AI生成後:縦長画像

パンケーキメイン画像を横長から縦長にし、奥行きを見せたいケース

元:横長画像

 

AI生成後:縦長画像

今回はAdobe PhotoshopのAI機能「生成塗りつぶし」をご紹介しました。
「生成塗りつぶし」の機能は、これまで複雑な技術スキルが必要だった編集技術の軽減や作業効率の向上を実現させてくれます。
Instagram(インスタグラム)の投稿で横長画像を縦長画像にしたり、画像サイズを自由自在にリサイズして、日頃のインスタ運用で、ぜひ活用してみてください。
※商用で利用する場合は各規約をご確認ください。

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