本記事ではLINE広告における成果改善方法について、CVとCPFの2点を施策とあわせてご紹介していきます。
LINE広告を運用しているものの、期待通りの広告成果が得られていない…といった方はぜひ参考にしてみてください。
▼そもそもLINE広告とは？
▼設定時の注意事項と簡易的な改善方法について
①コンバージョン(CV)数の改善
先にご紹介した記事でも記載をしている通り、配信効果に影響する大きな要素としては、「クリエイティブ」「ターゲティング」「入札」の3つの観点があります。
その中から分解して、実際にCV数改善に繋がった施策をご紹介します。
画像(アニメーション)フォーマットの活用
トークリスト上部のみに表示可能な広告形式です。トークリストはLINEをインストールしているユーザーであれば1日に1度は見るであろう、広告効果の高い配信面となります。
前述したように、画像(アニメーション)形式は配信面がトークリストのみに限られているため、効果的に訴求することが可能であると言えます。クリエイティブの視認性向上かつアニメーションでユーザーの目をひくことでCV数増加に繋げています。
キャンペーンの複数作成
同じ目的でのキャンペーンであっても複数作成をすることで、パフォーマンスの安定に繋がっている事例があります。継続して広告出稿を行う場合により有効な手法であると言えます。
キャンペーンを10個前後作って運用をすることで、成果の悪いキャンペーンについては一時停止を行い、1週間程度おいてから再開をすると成果が回復するという傾向があるようです。
同時に複数のキャンペーンをウォッチする必要がありますが、成果の安定という意味では試してみてよい内容です。
広告グループの複製
広告グループ単位で機械学習が働くため、広告グループが複数ある場合に機械学習が安定せずに成果が良くない場合があります。
そのような場合に、広告グループを複製して同じ設定で再度作り直すことで成果が安定する事例があるようです。特に内容を変更していないのに急に成果が落ちてしまった、など思い当たる方は、こちらも一度試すことを推奨します。
類似配信機能の活用
ターゲットとしたいユーザーに広告をあてるため、類似配信機能を活用します。会員情報などを取得している場合は、電話番号などを用いてオーディエンスを作成、類似オーディエンスでの配信を実施します。なお、類似オーディエンスは作成から広告で使用可能になるまで最大24時間が必要となるため、事前設定が必要です。
配信初期には会員情報等をベースとした類似配信を実施、その後成果の低下を避けるため、コンバージョン類似を実施します。広告経由でCVしたユーザーをベースとしたオーディエンスを作成、本ターゲットに類似配信を行います。
このように、ターゲティングを使い分けて配信を行うことで、成果を安定させることが出来ます。
②友だち獲得成果(CPF)の改善
当然のことではありますが、友だち獲得広告を実施するのであれば、どのようなターゲットを獲得したいのか、明確にしたうえで設定をする必要があります。いくらCPFが良くても、獲得した友だちが通常のメッセージ配信を見てくれないようでは友だち数を増やす意味がありません。
そこで、既存の友だちをベースとした類似配信や、ターゲティング設定を行うことで、成果の改善に繋げられます。
また、タイトルやディスクリプション、クリエイティブを精査しながら、成果の良い内容に絞って実施をしていくことで成果改善に繋がります。
同内容で配信をし続けているとユーザーの広告疲れが起きてしまうため、前述したタイトルやクリエイティブなどは定期的に見直し、改善が必要です。
クリエイティブは、スクエアや画像(小)など、複数パターンで出稿を行うようにしましょう。
③まとめ
今回は、LINE広告の成果改善方法についてご紹介しました。
LINE広告を活用することで、効率的にCVや友だち獲得に繋げて行くことが出来ます。通常の運用だけで成果を得ることが難しくなってきた、等の場合はLINE広告の活用を推奨します。
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