X(旧Twitter)では、多くの企業が様々な目的を持ってアカウントを運用しています。
より効果的な運用を行うためには、認知拡大やユーザーとのコミュニケーション醸成などの目的に合わせて発信方法を工夫することが重要です。
本記事では、企業のXアカウントにて、7~8月に実施可能なモーメントや過去の投稿事例をご紹介します。

①モーメント
X上でトレンドランキングに入りやすい、「○○の日」などの投稿です。
企業アカウントでも関連した投稿を実施していることをお見かけするかと思います。
モーメントに乗りながら投稿を行うことで、検索やハッシュタグなどでのフォロワー外の流入も見込めるため、インプレッション増加に繋がる可能性が増えます。
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また、直近は午前中の時間帯に、多くのモーメントがトレンドランキングに載っている傾向があります。「ハッシュタグが付いていない投稿」も増えているため、モーメント投稿を実施するにあたり、直前にテキスト調整が可能な場合は、ランキングに入っているワードがハッシュタグ付きかそうでないかを確認し、合わせることで、インプレッション獲得に繋げられる可能性が増加します。
②アカウント事例
2-1 【公式】バイオハザード / RESIDENT EVIL PORTAL Official (@REBHPortal) 様
「七夕」に合わせて、作中キャラクターの願い事を記した短冊を投稿。
キャラごとの個性が光る内容はファン心をくすぐり、画像をタップして読みたくなる設計で、メディアのエンゲージメントや滞在時間の向上も期待できます。さらに、ヘリポートという非日常な画像が、作品世界を巧みに演出しています。
2-2 セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL) 様
「Tシャツの日」に合わせて、海外限定のレアなセガTシャツを紹介し、キャプションは日英併記で国内外のファンの興味を引きつける投稿になっています。
キャラクターの魅力が詰まったTシャツのデザインは視覚的にもインパクトがあり、それらを動画で複数枚紹介することで、動画の視聴維持率への寄与も期待できます。
2-3 ティファール T-fal 公式 (@tfal_japan) 様
「俳句の日」と絡めた「#ティファール川柳2024 キャンペーン」を実施。
キャンペーンの設計は、フォローした上で、引用リポストでティファールに絡めた川柳を投稿するものとなっています。
ユーザーが投稿する川柳はユーモアや共感を誘う内容も多く、ブランドへの好意度向上に寄与していることがうかがえます。
2-4 netkeiba (@netkeiba) 様
「テレビCMの日」に合わせて、競馬関連の過去CMやキャッチコピーを振り返る投稿を実施。
著名人や騎手が登場する画像を活用することで視覚的に注目を集めつつ、年表形式でプロモーション内容を紹介することで、競馬ファンの記憶や感情に訴求。
懐かしさを喚起しながら自然な発話やUGCを誘発し、エンゲージメント獲得にも成功した好事例です。
③まとめ
7〜8月のモーメントと、企業事例についてご紹介しました。
うまくモーメントと絡めることで、インプレッションを増加させながらユーザーの企業理解を深めたり、好意度形成、新規層の獲得へと繋がります。
弊社では、様々な企業様のアカウント運用経験により得られた知見や手法を持っています。今回ご紹介しました運用方針や投稿企画なども、アカウントに適したご提案をいたします。
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