【2025年最新版】Instagramインフルエンサーマーケティング完全ガイド

インフルエンサーマーケティング完全ガイド ニュース
向井
2023年株式会社シェアコト入社。ソーシャルメディアマーケティング部に所属し、SNSを中心にデザイン制作や食品・観光・メーカーなどのアカウント運用を担当。趣味は写真を撮ること。

効果的なSNSマーケティングの手法の一つとして、影響力のあるインフルエンサーを起用し、商品やサービスのPRを行う企業が増えています。

インフルエンサー起用の魅力は、消費者と近い目線で情報発信ができることです。
企業が発信する以上に、商品やサービスの情報がより受け入れやすいと考えられます。

本記事では、企業のインフルエンサー施策について詳しく解説!
SNSや動画配信サービスを使ったPRを検討している企業のご担当社の方、必見です。

インフルエンサー施策とは、企業やブランドがInstagram上で影響力のあるインフルエンサーと連携して、商品・サービス・ブランドの認知拡大や購買促進を図るマーケティング施策を指します。

近年ますます注目されており、Instagramにおけるマーケティング活動も従来の企業主体の情報発信から、インフルエンサーを介した共感・体験ベースの発信へとシフトしています。

そのため、施策の目的に応じて「どのインフルエンサーに依頼するか」を使い分けることが成功の鍵となります。
例えば認知拡大を狙う場合と、コアファンからのEGM(≒購買層への後押し)を獲得したい場合では選ぶべきインフルエンサーが異なります。
目標に合わせて適切なインフルエンサーを選定することが重要です。

次にインフルエンサーを活用するメリットをご紹介します。

  • 既存フォロワー以外へのリーチが期待できる

まずはインフルエンサーのフォロワーに届くため、企業(商品)の認知アップが期待できます。また企業が届けたい層に支持されるインフルエンサーを起用することで、効率的にターゲットへリーチさせることができるでしょう。

  • 消費者が受け入れやすい情報発信ができる

消費者に近い目線で発信するため、商品やサービスの情報を受け入れやすく、効果的に情報拡散させることが期待できます。

  • 客観的目線で、商品の新たな魅力を発信

アサインしたインフルエンサーの個性がでている投稿の中で自社の製品をうまく見せてもらうことで、企業担当者も気づいていなかった商品の新たな魅力を訴求できる可能性があります。

インフルエンサー施策は、単なる話題づくりにとどまらず、企業のマーケティング活動全体に様々な効果をもたらします。具体的には以下のような成果が期待できます。

  • 認知度の大幅向上

先述の通り、インフルエンサーが持つフォロワーを活用することで、既存のフォロワーを超えた幅広い層への認知拡大が期待できます。特にターゲット属性とマッチしたインフルエンサーを起用することで、狙ったユーザーへ効率的にリーチできます。

  • 購買行動の後押し

インフルエンサーはフォロワーからの信頼が高いため、企業が行う広報よりも自然に伝わります。実際の使用感や体験を伴った投稿は説得力が高く、購買やサービス利用へのモチベーションを高める効果があります。

  • ブランドイメージの向上

インフルエンサー独自の世界観やクリエイティブな表現を通してブランドの魅力が引き出されることで、商品の宣伝を超えた「ブランドストーリー」の訴求につながります。結果として、ブランドの価値向上やファン層の拡大に寄与します。

  • SNS上での拡散とUGCの増加

インフルエンサーの投稿をきっかけに、一般ユーザーによるリポストやコメントなどUGCが増え、二次的な拡散が起こります。これにより、多くの潜在顧客に自然な形で情報が届きやすくなります。

  • マーケティング施策全体の相乗効果

インフルエンサー投稿を広告や自社公式アカウントのコンテンツとして再利用することで、広告効果の向上やコンテンツ制作コストの削減にもつながります。
ほかのSNS施策やオフライン施策と連動させれば、さらなる相乗効果が期待できるでしょう。

このようにインフルエンサー施策は、短期的な集客だけでなく、ブランド価値の向上やユーザーとの長期的な関係構築まで幅広い効果を発揮します。

ここからは実際に企業の担当者がインフルエンサーを探す方法を4つ紹介していきます。

Instagramでインフルエンサーを探す場合、まず活用したいのがInstagram内の検索機能です。主なアプローチは以下の4つです。

①「#pr」「#ad」などのハッシュタグから探す

過去に企業案件を受けたことがある投稿者を見つけるには、広告を示すハッシュタグを検索するのが効率的です。

「#pr」「#ad」といったタグが付いた投稿を調べることで、案件に対応しているインフルエンサーを把握できます。

② 投稿・リールをキーワードで検索する

多くの反応を得ている投稿やリールから候補者を探したい場合は、キーワード検索を使いましょう。
画面下の虫眼鏡アイコンを押して検索ページを開き、上部の検索欄に自社ブランドに関連するワードを入力します。
「おすすめ」タブではエンゲージメントや再生数の多い人気投稿が一覧で確認可能です。
リールのクリエイターを探す場合、「リール」タブに切り替えれば、動画制作に強いアカウントを効率的に見つけられます。

③ アカウント検索を活用する

検索タブを「アカウント」に変更すると、入力したキーワードに関連するユーザー一覧が表示されます。
表示されたリストだけではフォロワー数やエンゲージメントはわからないため、プロフィールや過去の投稿をチェックしましょう。

④ 位置情報から近隣のインフルエンサーを探す

飲食店やファッションなど地域密着型のビジネスであれば、位置情報を使った検索が便利です。
検索ページを横にスワイプして「場所」タブを選び、気になるキーワードを入力。
関連するスポットが一覧表示されるので、選択すると地図とともに位置情報付きの投稿をまとめて確認できます。

Instagram内の検索機能だけでは目当てのインフルエンサーを見つけづらい場合があります。

そんなときはインターネット検索で「site:www.instagram.com 〇〇」という形式を使うと〇〇に関連するアカウントを一覧でチェックできます。

企業とインフルエンサーを結ぶオンラインのマッチングプラットフォームを活用する方法もあります。

フォロワー規模や属性、興味分野などを条件に検索できるため、希望に合った人材を効率的に探せます。
特に複数のマイクロインフルエンサーに同時に商品提供(ギフティング)を行う場合に便利です。

ただし、インフルエンサーとの連絡や調整の手間がかかるほか、プラットフォーム利用料が発生する点には注意が必要です。

最も確実な手段として、インフルエンサーマーケティングを専門に扱う代理店や支援会社に相談する方法があります。

こうした専門会社は、ブランドや商材に合ったインフルエンサーを把握しており、最適な人選が期待できます。
さらに、効果を最大化する施策の企画立案や、煩雑な依頼・ディレクション業務を代行してくれることも大きなメリットです。

デメリットは、代理店経由となるため手数料や依頼費用が比較的高くなる点が挙げられます。

自社にインフルエンサー施策の知見がまだない場合は、まず専門会社に依頼してノウハウを得る方が安全かつ効率的でしょう。

今回は、Instagram(インスタグラム)におけるインフルエンサーについてから実際の探し方までご紹介しました。

Instagram(インスタグラム)の検索機能を活用したハッシュタグ・キーワード・位置情報からのリサーチに加え、インターネット検索による外部からの絞り込み、マッチングプラットフォームや専門支援会社の利用など、目的や社内リソースに応じたさまざまなアプローチがあります。

それぞれの方法には手軽さや効率性、またコストや工数といったメリット・デメリットが存在します。
最初から自社だけで完結させるよりも、場合によっては専門会社のサポートを受けることで、より精度の高い施策が実現できるでしょう。

シェアコトでは、インフルエンサー選定から施策の企画・実行まで、企業の目的に沿った最適なご提案が可能です!
インフルエンサー施策をこれから始めたい、もしくはより効果的に進めたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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