Instagram(インスタグラム)で、最も重要なのは、投稿クリエイティブ(投稿する静止画や動画)です。投稿の内容や情報ももちろん大切ですが、Instagramはビジュアルの占める情報が8割を占めると言われています。
クリエイティブの撮影方法の流れについては下記の記事でお伝えしましたので、気になる方はご参照ください!
今回はクリエイティブの印象を決める「構図」と「アングル」について詳しく紹介していきます。
1.Instagramの画像サイズについて
Instagramのクリエイティブと言っても、投稿の種類にはアプリのメインであるフィード投稿以外にもさまざまな投稿形式・投稿のサイズがあります。(正方形・縦長・動画…など)
「新商品をしっかり紹介したい」「期間限定の情報を発信したい」など、投稿の目的によって適した投稿形式も変わってくるため、Instagramの投稿の種類についてまだ詳しくわからない・・・という方は以下の記事を参照してみてください。
◆投稿画像サイズについてはこちら
◆投稿種類(フィード・ストーリーズ・リール・IGTV・インスタライブ)について詳しくはこちら
【徹底解説・2021年最新版】Instagram投稿(通常・ストーリーズ・リール・IGTV・インスタライブ)の特長と使い分けについて
今回は、主に正方形の投稿を例に紹介していきます。
2.構図を考える際に必要な4つのステップ
撮影前に考える構図は、ただ見栄えが良いイメージや綺麗なクリエイティブを用意すれば良いというものではありません。
Instagramで投稿したときに、閲覧したユーザーにどういう印象を持ってもらいたいかを考える必要があります。
それを考えるための4つのステップがこちらです。
- 商品の魅力(見た目や機能性など)を考える
- ターゲットを明確にする
- どんな場面で使われるか考える
- どんな気持ちになれるか考える
2-1.商品の魅力(見た目や機能性など)を考える
撮影する商品の見た目や機能などで伝えたい魅力を考えましょう。
例
見た目がかわいい・コンパクト・美容に良い・冷たくておいしい・・・etc
2-2.ターゲットを明確にする
次に、投稿で届けたいユーザーのターゲット層を考えましょう。商品のターゲットと近しいことが多いかもしれません。
例
18歳位〜30代前半位の女性、美容、健康に関心のある女性、性別問わず10代~40代・・・etc
2-3.どんな場面で使われるか考える
撮影する商品がどんな場面で使われるのかを考えましょう。どんな場面かによって、室内・屋外のどちらのイメージなのか、ダイニングなのかキッチンなのかなど、撮影時の背景を大きく左右します。
例
おでかけ、朝の1杯、寝る前のリラックスタイム・・・etc
2-4.どんな気持ちになれるか考える
その商品を持ったり、使用したり、食べたりしたときにどんな気持ちになるのか/なってほしいのかを考えましょう。
どんな気持ちを想起させたいかによって、選ぶべき小物や、小物の色や雰囲気も変わってきます。
例
商品を持ち歩きたくなる、代謝アップ、さわやか・・・etc
以上が構図を考える際に必要な4つのステップです。
それぞれの項目を洗い出し、商品の最適な魅力を選び、伝えたいターゲット層に寄り添ったシーンの構図を考えていきましょう。
3.Instagram写真の撮り方 | 基本の構図5選
構図にはいくつかパターンがあります。
中でも基本の構図を5つ紹介していきます。
3-1.日の丸構図
中心に被写体を置く構図です。
→被写体を強く主張させたいときにおすすめです。
参考
セブン‐イレブン・ジャパン
https://www.instagram.com/p/CJpza-oFtD_/
3-2.三分割構図
画面を三分割する線を縦横に引いた交点に被写体を置く構図です。
→バランスが良く、汎用性高く使えます。
参考
セブン‐イレブン・ジャパン
https://www.instagram.com/p/CKQCmBmFz79/
3-3.放射線構図
被写体に向かって放射線が交わる構図です。
→視線を一定方向に誘導でき、奥行き感も表現できます。
参考
Fujifilm instax
https://www.instagram.com/p/BuqUHswlTgQ/
3-4.二分割構図
画面を縦か横に二分割する構図です。
→奥行きや色などが明確に区別されているときにおすすめです。
参考
Fujifilm instax
https://www.instagram.com/p/BuqUHswlTgQ/
3-5.対角線構図
画面を斜めに二分割する構図です。
→写真の中に動きを作ることができます。
参考
Fujifilm instax
https://www.instagram.com/p/Blr9X3UA-di/
4.Instagram写真の撮り方 | 基本のアングル4選
どんなアングルから撮影を行うかで商品の印象や伝わり方が大きく変わります。基本の4つのアングルを紹介していきます。
4-1.真俯瞰
ほぼ対象の真上(俯瞰)から撮影したアングルです。
→その場の雰囲気を伝えるのに適しています。
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4-2.斜俯瞰
対象の斜めから撮ったアングルです。
→写真に立体感があり商品がはっきり見え、奥行きも表現できます。食品撮影の王道アングルです。
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4-3.ローアングル
対象の下から煽って撮ったアングルです。
→商品がはっきり見えるのは斜俯瞰と同様ですが、迫力がある印象を与えることができます。
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4-4.水平アングル
対象の正面、ほぼ同じ高さ(水平)で撮ったアングルです。
→商品がはっきり見えるため、商品自体を強調した写真になります。
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5.まとめ
クリエイティブの印象を左右する「構図」と「アングル」についてお伝えしていきましたが、いかがだったでしょうか?
「商品のどの魅力を伝えたいのか」、「その魅力を伝えるには何にフォーカスした見せ方が良いのか」を考える大切さについて伝わっていれば幸いです。
弊社ではInstagramクリエイティブの企画~撮影まで一環したアカウントの運用代行・サポートも行っています。撮影を依頼したい!という場合はぜひご相談ください。
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