【徹底解説・2024年最新版】Instagram投稿(通常・ストーリーズ・リール・IGTV・インスタライブ)の特長と使い分けについて

運用ノウハウ・インサイト

SNSとして日常にすっかり定着した「Instagram(インスタグラム)」。
友人やインフルエンサー・好きなブランドやお店のアカウントをの投稿を閲覧したり、ストーリーズを投稿したりはしたことはあるけど、詳しい機能はよくわからない・・・そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はInstagramでできる投稿形式、フィード(通常の投稿)・ストーリーズ・リール・Instagramライブ(インスタライブ)・IGTVそれぞれの投稿とその特長、違いについて紹介していきます。

投稿がどこに表示されるのか、投稿の掲載時間、どういった素材(写真・動画)を投稿できるのかについて表でまとめています。
それぞれの投稿形式のイメージがつきづらいという方はぜひ参考にしてみてください。

フィード画面に投稿される静止画・1分以内の動画の投稿形式を指します。
アカウントトップでの占有率も高く、画像・短い動画を投稿する際の最もスタンダードな投稿のやり方です。

◆画像・動画サイズについて詳しくはこちら
Instagram(インスタグラム) 投稿画像・動画サイズ 活用方法

<投稿側>
・静止画・動画を10枚まで投稿可能(静止画+動画の組み合わせも可)
・キャプション・タグ付け・位置情報・ショッピングタグなど多くの情報を一度に発信することが可能
<ユーザー側>
・投稿に対してのアクション:いいね!、コメント、シェア、保存が可能
・投稿が「発見タブ(虫めがねマークのおすすめ)」で表示される
・「ハッシュタグ」検索をした際に投稿が表示される

フォロワーのフィード画面上に表示される投稿であると同時に、アカウントトップを訪問したユーザーがよく見るのもアカウントトップに表示されている投稿(=主にフィード投稿)です。
アカウントトップの印象は、ユーザーにとってそのアカウントをフォローするかどうかの大きな判断要素になるため、フィード投稿はアカウントの印象を左右する投稿と言えます。

<適している投稿>
①商品紹介、スポット紹介など扱っている商材の紹介投稿
②「○○まとめ」「売れ筋ランキング」など情報量が多い投稿
③コメントでコミュニケーションをとるような質問・クイズ投稿

①商品紹介、スポット紹介など扱っている商材の紹介投稿
②「○○まとめ」「売れ筋ランキング」など情報量が多い投稿

– 投稿の「保存」が可能なため、あとから見返したいと思われるような、画像・情報を意識した投稿がベストです。

期間限定情報などを含む場合は、「アーカイブ」でアカウントトップから見えないようにすることも可能です。

③コメントでコミュニケーションをとるような質問・クイズ投稿

– 「どちらの●●(商品)の色が好き?」「食べたいと思ったら😋で答えてね」など、キャプションに質問を入れることで、ユーザーのコメントを促すことが可能です。
自由回答も良いですが絵文字で回答の選択肢を提示すると、閲覧しているユーザーが回答しやすくなり、コメント数の増加にも繋がります

また、Instagramではいいねをはじめ、コメントや保存などのエンゲージメント(=ユーザーからの反応)を得ると、Instagram側からアカウントの評価が高まると言われています

ストーリーズでフィード投稿をシェアすることが可能です。
そのストーリーズを閲覧したユーザーはフィード投稿に遷移することができます。

フィード画面でリーチできなかったユーザーやストーリーズを頻繁に見ているユーザーなどに、フィード投稿を閲覧してもらう導線を増やすことができます

◆ストーリーズでフィード投稿をシェアする方法はこちら
Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)スタンプ・活用機能徹底解説
③Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)フィード投稿の活用

24時間で投稿が自動的に消えることが特徴の投稿形式です。
ストーリーズ投稿画面内で、縦長の写真撮影・文字入れ・フィルターなどの加工が可能で、アクションスタンプを活用すると、閲覧したユーザーにクイズやアンケートの回答を促すことも可能です。

◆ストーリーズの基本操作についてはこちら
インスタグラム運用でリアルタイムに伝える、インスタグラム ストーリーズ基本設定・機能

◆画像・動画サイズについて詳しくはこちら
Instagram(インスタグラム) 投稿画像・動画サイズ 活用方法

◆スタンプをはじめとしたストーリーズの活用方法についてはこちら
Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)スタンプ・活用機能徹底解説

<投稿側>
・24時間で投稿が消える(※ハイライト機能でアカウントトップに固定することは可能)
・Instagramアプリ内でアクションスタンプの設定が可能
・フォロワーが1万人以上、もしくは認証バッジ(=公式マーク)取得アカウントで投稿に外部リンクの設定が可能
・各投稿(フィード、リール、IGTV、ガイド)のシェアが可能
・テキストのみの投稿も可能
<ユーザー側>
・投稿に対してのアクション:シェア、アクションスタンプへの回答が可能
・その他、シェアされた投稿の遷移や外部リンクへの遷移が可能

<適している投稿>
①期間限定情報の発信
②外部リンクを設定したい投稿
③各投稿(フィード、リール、IGTV、ガイド)のシェア
④ユーザーの投稿のシェア

①期間限定情報の発信
– 24時間で投稿が消えるので、作り込んだフィード投稿を行うほどではないが発信したい、という内容のシェアに向いています
例えば、セール情報・期間限定商品・キャンペーンなどの中押し(期間中の再告知)などに活用できます。

②外部リンクを設定したい投稿
– Instagramのフィード投稿はキャプションにURLを貼っても有効にならない(タップしてそのまま遷移できない)ため、外部リンクに誘導したいときはストーリーズを使うのが効果的です

③各投稿(フィード、リール、IGTV、ガイド)のシェア
– Instagramの各投稿の飛行機マークをタップすると、「この●●をストーリーズに追加」という選択ができ、閲覧したユーザーがワンタップでその投稿に遷移できる形でストーリーズ投稿を行うことができます

フィード画面でリーチできなかったユーザーやストーリーズを頻繁に見ているユーザーなどに、各投稿を閲覧してもらう導線を増やすことができます。

特にガイド(まとめ)投稿(=本マークのタブで表示される投稿のまとめ機能)は作成後、フィード画面に表示されず、タブに作成されるのみのため、多くのユーザーに投稿を届けるためには、ストーリーズでのシェアが必須と言えます。

◆ストーリーズでフィード投稿をシェアする方法はこちら ※他の投稿のシェア方法も同様
Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)スタンプ・活用機能徹底解説
③Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)フィード投稿の活用

一方で、ストーリーズ自体のシェア機能はなく、ストーリーズ投稿のURLを外部のSNSでシェアする、という方法であればフォロワー外のユーザーにも届けることができます。
ハッシュタグ検索でも表示されないため(2021年現在)、ストーリーズ投稿は基本的にフォロワーへ届ける投稿、と考えて良いと言えます。

④ユーザーの投稿のシェア
ユーザーとのコミュニケーションの一環として、購入した商品をあげている投稿や実際に来店したユーザーの投稿を、アカウントでシェアすることも有効です。
フィード投稿でもリポストは可能ですが、アカウントトップに表示される形となるため、24時間で消えるストーリーズのほうがよりハードルが低いと言えます。

◆ユーザーの投稿をストーリーズでシェアしている事例はこちら
Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)投稿事例業種別まとめ

◆認証バッジの申請についてはこちら
Instagram 認証バッジの取得リクエストの申請方法

 

あらかじめ制作した動画やInstagram上で撮影した動画を使用して、15秒〜最大90秒の短尺動画を作成・投稿できる機能です
動画にはスタンプやペイント、音楽、ARエフェクトなどを追加できます。

ストーリーズが投稿後24時間でアーカイブされる投稿形式であるのに対して、リールは掲載時間が無期限で、フィード投稿にも反映されます(アカウントトップから非表示も可)

◆リールの基本操作についてはこちら
Instagram Reels(インスタグラム リール)の使い方とメリット

<投稿側>
・リールタブに投稿が無期限で掲載、フィード投稿に表示(アカウントトップから非表示も可)
・静止画の投稿も可能
・キャプションの記載、タグ付け可能

<ユーザー側>
・投稿に対してのアクション:いいね!、保存、シェア、投稿を利用し自分の動画を並列でアップできるリミックス投稿が可能
・投稿が「発見タブ(虫めがねマークのおすすめ)」で表示される
・「ハッシュタグ」検索をした際に投稿が表示される

<適している投稿>
①動画での商品紹介・howto投稿・イベント告知

商品の特長や、商品の使い方をテンポの良い動画で発信することで、静止画だけでは伝えきれなかった情報をユーザーにわかりやすく伝えることができます。

リールの場合は長いキャプションは動画とかぶってしまうため、キャプションはあくまで補足と捉え、投稿する動画内に伝えたい情報を盛り込んでしまうのがベターです。
ただ、ハッシュタグ検索の画面でリール投稿は表示されるため(2021年現在)、キャプション内にハッシュタグは入れたほうが良いと言えます。

◆リールの活用事例について詳しくはこちら
Instagram Reels(インスタグラム リール)投稿事例まとめ【業種別】

フィード画面にリール投稿が表示されるほか、ストーリーズでリール投稿をシェアすることが可能です。
ストーリーズを閲覧したユーザーはワンタップでリール投稿に遷移することができます。

フィード画面でリーチできなかったユーザーやストーリーズを頻繁に見ているユーザーなどに、リール投稿を閲覧してもらう導線を増やすことができます

Instagramのリール動画をLINE VOOMで投稿することもできます。
基本情報や使い方についてはLINE labをご覧ください!

※現在はIGTV単独アプリはサービス終了、フィード動画・IGTV動画ともに一律のタブで表示が統一

1分~最大60分の動画を投稿できる機能です。
投稿画面で1分以上の動画を選択すると、IGTVとして投稿がなされます。

※モバイルデバイスからアップロードする場合: 15分の長さまで投稿可能
※ウェブからアップロードする場合: 60分の長さまで投稿可能

動画タイトル・キャプション・カバー画像・フィード画面で投稿をシェアするか、などを投稿画面で設定可能です。

<投稿側>
・IGTVタブに投稿が無期限で掲載、フィード投稿に表示(フィード・アカウントトップに表示されない形も投稿時選択可能)

<ユーザー側>
・投稿に対してのアクション:いいね!、コメント、保存、シェアが可能

<適している投稿>
①インスタライブのアーカイブ

–  多くの企業アカウントがインスタライブを終了後、IGTVとしてアーカイブしています。

フィード画面にIGTV投稿が表示されるのを選択できるほか、ストーリーズでIGTV投稿をシェアすることが可能です。
ストーリーズを閲覧したユーザーはワンタップでIGTV投稿に遷移することができます。

インスタライブ生配信中は動画のシーンを戻ったり、飛ばしたりすることができませんが、IGTVではユーザーの好きな場面に飛べるため、ユーザー視点でインスタライブをIGTVとしてアーカイブすることはメリットが多いと言えます。

最長4時間の生配信ができる機能です。

◆インスタライブの配信方法についてはこちら
インスタライブを視聴・配信 徹底解説
3. インスタライブ配信方法

<投稿側>
・他ユーザーとのコラボ配信、視聴者からの質問・コメントの受け付けが可能
・エフェクトの使用、コメントの固定が可能

<ユーザー側>
・投稿に対してのアクション:♡、コメント、質問、シェア、ライブ参加リクエストが可能

<適している投稿>
①商品紹介、店舗紹介

-アパレル系アカウントであれば、複数のスタッフで実際に着用している商品をコメントに答えながら紹介、飲食・コスメ系アカウントであれば、出演者が商品を実際に使用しながら紹介、という形での投稿が多く見られます。

見ているユーザーからの質問やコメントにリアルタイムで返答できる点が、インスタライブの大きな強みです。インスタライブでは積極的にユーザーと相互にコミュニケーションをとることで、アカウントのファンを増やすことができます。

インスタライブは配信後、リールタブにアーカイブを残すことができます。ストーリーズにシェアも可能です。

インスタライブ生配信中は動画のシーンを戻ったり、飛ばしたりすることができませんが、アーカイブではユーザーの好きな場面に飛べるため、ユーザー視点でインスタライブをリールとして残しておくことはメリットが多いと言えます。

普段から利用していても、Instagramの各投稿形式について知らない部分もあったのではないでしょうか?
それぞれの投稿形式によって見え方や伝えやすい情報が異なるため、発信したい内容に合った投稿を行っていきましょう。

株式会社シェアコトの「Instagram運用代行サービス」

『シェアコト』のInstagram運用サービス!