リーチが伸びない?Instagram運用のマンネリを打開するポイント・コツを徹底解説

運用ノウハウ・インサイト
荒井
web制作やwebコンテンツの編集を経て、シェアコトに入社。小売店や商業施設などのSNS運用を担当中。趣味は担当案件の投稿に「いいね」をつけること、お酒を飲むこと。
アパレルブランド、飲食店など、あらゆる企業のビジネスにおいて、顧客とのコミュニケーションツールとして重要度が増しているInstagram。
企業アカウントを開設し、運用しているものの「フォロワーが伸びない…」「キャンペーンでフォロワーを増やしたが反応が伸びない…」「より良い投稿をしたいがどうすればよいかわからない…」など、様々な悩みや疑問を抱えている担当者の方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなInstagram運用のマンネリを打開するポイントやコツなどをご紹介していきます。最後にダウンロード資料もあるので、ぜひ合わせて参考にしていただければ幸いです。

 

Instagramの運用では、さまざまな形式の投稿面があり、それぞれどのような目的の投稿が適切なのかを理解することが大切です。
以下の記事で詳しくお伝えしていますので、ぜひ御覧ください。

【徹底解説・2023年最新版】Instagram投稿(通常・ストーリーズ・リール・IGTV・インスタライブ)の特長と使い分けについて

Instagramはアルゴリズムに沿って、投稿が表示・おすすめされるため、アルゴリズムを意識した運用を心がけると良いでしょう。

◆Instagramのアルゴリズムの仕組みについて、詳しくはこちら

【保存版】Instagram(インスタグラム)のアルゴリズム公式解説

◆Instagramがどのようなメディアか、Instagramが推奨している投稿内容について、詳しくはこちら

【まとめ】Facebook Japan主催「Instagram アカデミー TOKYO」から見る企業のインスタグラム活用法

以降は、具体的にInstagram運用のマンネリを打開するポイントについて、お悩み別に解説していきます。

投稿を増やすことで、アカウント全体で獲得できるインプレッション数を増やすことができます。
しかし、リーチやインプレッションを増やすだけではフォロワー獲得など結果に直結するわけではないため、あくまでアカウント全体で捉えたときに総インプレッション数を伸ばしたい時に有効です。

また、アカウントの目的に応じて企画・投稿内容のクオリティを維持しないと、インプレッション数は増加しても、エンゲージメント率は下がることもあるので注意が必要です。

▼ポイント
投稿本数を増やす際は、投稿内容のクオリティの担保が大切、リーチやエンゲージメントを獲得しやすい企画にする。

「自社のアカウントでどの投稿が好調だったのかわからない…!」という方は、インサイトで数値を確認して、それぞれの投稿のリーチ数やいいね数などを見比べてみてくださいね。

◆インサイトの確認方法について詳しくはこちら

【保存版】Instagram (インスタグラム)インサイト活用方法

投稿に広告をかけることで、1投稿あたりのインプレッション、リーチ数、エンゲージメント数を増加させることが可能です。
また、広告をかけた上でエンゲージメントを獲得することで、アルゴリズム上優位になり副次的に発見タブへの掲載の可能性も期待できます。結果的にオーガニックでの流入も見込めるため、インプレッション(リーチ)を伸ばす有効な方法と言えるでしょう。

▼ポイント
もちろん広告は費用がかかるもの。
すべての投稿で広告を出稿することも有効ですが、費用内で最大のパフォーマンスを出すにはターゲットや配置を検証していきながら広告を運用することが重要です。

◆Instagram広告について詳しくはこちら

【2022年最新版】Instagram広告を徹底解説!リーチを伸ばすための広告の出し方・アルゴリズムを意識した投稿方法とは?

ストーリーズでフィード投稿をリポストすることで、より多くのユーザー(主にフォロワー)からリーチ・インプレッションを獲得することができます。
Instagramではストーリーズのみを見ているユーザーも多く存在するため、新しい投稿のお知らせでフィード投稿への呼び込みを図ることができます。

▼ポイント
フィード投稿の場合、リーチされる範囲は多くても目安としてフォロワーの1/3~1/2程度。※アカウントによって変動あり。
特にアクティブユーザーが多いとされている日本での活用は、もはや必須と言えるでしょう。

◆ストーリーズの活用方法について詳しくはこちら

【運用者必見2023年最新版】Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)スタンプ・活用機能徹底解説

【運用者必見・2022年保存版】Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)リンクステッカーの使い方・事例紹介

コメントへの返信を行うことで、ユーザーとのコミュニケーションをしているアカウントとしてみなされ、よりアカウントの露出を図ることができます。

ユーザーからのコメントに反応することで「シグナル」が蓄積され、アカウントの品質、Instagram側からの評価が高まるとされています。
シグナルが高いアカウントは、発見タブやハッシュタグの人気投稿などに掲載されやすくなるため、結果としてアカウントの露出が期待できます。

▼ポイント
コメントのトーンや、返信対応を行う際の実施ルールはブランド観点も関わるので注意。
自社で「SNS運用ガイドライン」を用意しておくと安心でしょう。
誤った方向性で返信を行うなどすると炎上するリスクも高まるので、常に誠意を持った対応を心がけましょう。

◆炎上などのリスク回避について詳しくはこちら

【保存版】SNS運用会社が教える!Instagram(インスタグラム)の炎上を防ぐ、運用・投稿のポイント・事例まとめ

投稿のクリエイティブやテキストに「コメント欄で感想を教えてね!」などの文言を記載。コメントを促すことで、投稿のエンゲージメント数向上が期待できます。

▼ポイント
より多くのコメントを集めるために、イエス・ノーで答えられる簡易的な設問にすることを推奨します。
トレンドや季節性を織り込んだ絵文字コメントを訴求することも効果的です。

◆投稿の事例はこちら

「○○5選」「~特集」など、いくつかの内容をまとめた投稿を実施すると、エンゲージメント数(特に保存数)の増加が期待できます。
基本的にはカルーセル(複数枚)投稿とし、1枚目には投稿内容が分かりやすいようにタイトルを記載してまとめると良いでしょう。

▼ポイント
2024年現在、まとめ系の投稿が一般的となっています。
今後も投稿のトレンドは移り変わる可能性があるので、その時々に合わせた投稿を目指しましょう。

◆投稿の事例はこちら

キャンペーンを実施することで、通常では時間のかかるフォロワー獲得を速やかに行うことが可能です。
賞品などのインセンティブの用意と、広告による非フォロワーリーチでフォロワーを募るとより効果的です。

▼ポイント
キャンペーン成果は企画内容、広告費、既存フォロワー、インセンティブの魅力により効率が変動します。
※賞品設定において金券などを設定すると規約違反となる可能性が高いため注意

◆Instagramキャンペーンについて詳しくはこちら

【運用者必見・2023年保存版】Instagram(インスタグラム)キャンペーンのメリットや事例紹介

投稿をみたユーザーにフォローをしてもらうためには、プロフィールトップへのアクセスが必要です。
投稿にフォローへの導線を設置(プロフィールへ誘導)することで、フォロワー獲得の機会を創出することができます。

▼ポイント
キャプション内にプロフィールへ誘導するテキスト(他の投稿もご覧ください!など)+@(メンション)を加えたり、投稿に自身のアカウントをタグ付けすることでプロフィールトップへの遷移を促し、フォローへの導線を設置することが一般的に活用されています。

◆投稿の事例はこちら

 

この投稿をInstagramで見る

 

Nadia ナディア(@recipe.nadia)がシェアした投稿

フォローに直結する最も重要な要素であるプロフィール。
まだフォロワーでないユーザーが訪問したときにフォローしたくなるように、最適化を行うことが大切です。

  • アイコン画像
    ブランドのロゴなど、ひと目でわかりやすいもの
  • プロフィールテキスト
    投稿内容の概要や、フォロー促進を訴求できる文章に
  • ハイライト
    カバー(画像)を作成するなど、統一感を出す
  • プロフィールURL
    WEBサイトやECサイトなど、遷移させたいURLを設定
  • 投稿一覧
    表紙の画像に統一感を出す
    フィードの一覧を見たときの印象も、フォローの指標となる可能性があります。

 

◆プロフィール設計についての事例はこちら

スターバックス公式

https://www.instagram.com/starbucks_j/

ケンタッキーフライドチキン

https://www.instagram.com/kfc_japan/

縦型(9:16 or 4:5)のクリエイティブはモバイルデバイスの縦長のスクリーンをフルに使うことができます。正方形のクリエイティブと比べ、タイムラインの占有率が上がります。

動画は冒頭2.5秒で内容を伝えましょう。
起承転結のある動画や長い動画、というのは途中で離脱する可能性が高くなる傾向があります。

Instagramを音無しで見ているユーザーは多くいます。
それぞれのユーザーの視聴環境によらず、コンテンツの内容が伝わる設計にすることが重要です。
見やすい構図や、字幕表示を採用することなどが有効です。

Instagram運用のマンネリを打開するポイント・コツについていかがでしたでしょうか?
日々投稿を行う中でのお悩み解決の参考になれば幸いです。
Instagram運用についてのさらなるポイントについては、以下の資料でまとめています。
ぜひダウンロードしてInstagramの運用にご活用ください!

◆企業用Instagramを活用する4ステップ(応用編)について詳しくはこちら

目次へ

LINE公式アカウントを運用していると「ブロック」が気になってしまう方が多いのではないでしょうか。以下の記事では、ブロックに至るまでの原因や防ぐための運用ポイントを解説しています。

ブロック率でお悩みの方はこちら

目次へ

『シェアコト』のInstagram運用サービス!